寺町の家

 

国宝の寺院近くにある敷地は程よく静かな住宅街ですが、
居間のちょうど前が生活道路となっているため、
プライバシーを守ることも課題の一つでした。
そこで適度なスリットをもった塀で緩く視線をカットするよう計画しました。
忙しく働く住まい手ご夫婦の負担を減らすような住まいとして考えた内部は、
将来的な変化に対応できるようなフレキシブルなつくりとなっています。
また内部空間を導き出す過程でできた特徴ある空間は子供部屋に。
ちょうど目の前を電車が走る楽しい眺めです。
縦にも横にも伸びやかな空間で、お子さんたちが駆け回る姿や
吹き抜けを通じて家族の声が響く様子が印象的な住まいです。