グランベール 伊豆

 

開業から20数年のペンションの初めてのリニューアル。生活スタイルの変化や、コロナ禍の影響も相まって、これからの宿泊施設のあり方など、いろいろ考えさせられる機会となりました。
当初は5部屋あった客室を見直し、個々の空間が大きく取れるように3部屋に縮小することで、客室というより「暮らし」に近い空間に生まれ変わっています。東京から2時間という立地の良さに加え、近年では移住者も増加しており、二地域居住というスタイルの予行の場としての長期滞在もできるように考えています。この地に暮らすという意味では、オーナーの人柄も大きいポイントの一つで、社交的なオーナーの存在は大きく、地域に幅広いネットワークを持っている安心感もあります。料理上手なシェフによる料理教室や、クラフト教室なども催すことも視野に入れ、全体の計画を進めました。また計画当初よりkinoworkshopさんの協力を得て、どんなデザインの家具を置けば良いか、サインやアイテムの色などを含めて統一感のあるしつらえとなるよう配慮しています。
「宿泊するだけの施設」にとどまらず、「地域に開いた施設」であり、伊豆に訪れる人たちへの窓口となるような場所。1泊だけでは物足りない。そんな宿です。

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