000 現場から  ~高屋敷の家~ 『木のいえリノベーション』

130111 竣工

 

130103 ワックス掛け
年明け間もない日でしたが、住まい手さんのご都合もあり、
この日にワックス掛けとなりました。
私たちを含めて総勢6名。
新しい床にワックスを練り込んでいきます。
おりしも雪となったこの日の外気温は氷点下2度。
住まい手さんの気遣いでストーブを入れて頂き作業を行ないました。
すっかり冷え切っていた室内も適度に暖まりました。
あわせて、この日は検査も行ないました。
残工事と指摘事項を是正した後、引越しとなります。
慌ただしいお正月となり、申し訳ありませんでした。

121223 左官工事
年の瀬も押し詰まった中ですが、住まい手さんと漆喰を塗りました。
これまではクロス張りだった壁を漆喰壁に変えました。
丁寧に仕上げられた空間は柔らかい雰囲気に包まれました。
厚みは然程ありませんので十分というには不足かもしれませんが、
それでも些少の調湿効果が得られることは嬉しいですね。
そしてこの日一番の発見は、断熱改修の効果でした。
日差しが差し込んだ室内は無暖房でも暖かく、
作業途中からは窓を開けるほど。
とても寒波が近付いている中とは思えません。
ますます完成が楽しみになりました。
住まい手さん、貴重なお休みの日でしたが、お疲れさまでした。

121216 内装工事
現場では塗装下地のパテ埋め作業を行なっています。
これと並行して照明器具やスイッチなどの電気工事も進んでいます。
しかし残念なことに、諸般の事情で2週間ほど進行が遅れています。
その分、大工さんが丁寧に仕上げて下さっているのは有難いのですが、
住まい手さんには申し訳なく思うばかり。。。
新築以上に工期が読めないとはいえ、どうしたものか。
勿論、人数をかけてもらえば何とかなるのかもしれませんが、
これから長く住んで頂くためにも手が荒れるのは禁物。
じっと我慢で現場の進捗を見守ります。
さぁ、年内残すところあと僅か。
月末の竣工目指してラストスパートです!

121023 補強
梁の補強をしています。
既存の梁のかけ方を考慮して、補強が必要な梁の下に
補強するための梁を貼り付けています。
ボルトで緊結して、梁の背(高さ)を大きくし、
たわみにくいようにするのです。
例えば梁の背が21cmから42cmになったとしても、
強度が単純に2倍になることはありませんが、
今回は1.5倍ぐらいの強度が期待できます。
新築の場合、梁の材料は国産の杉で検討しますが、
改修の場合は現状の梁の材料を確認した上で、
その材料と同じ位のヤング係数(曲がりにくさ)の材料を使います。

今回既存の梁材は、唐松でした。
そこで同じ、もしくはそれ以上の材料強度となる米松を使用することにしました。
唐松でも良かったのですが、流通が少ないことや乾燥具合を考慮して米松を選択しました。
住まい手も、構造の補強のしかたや、内部空間が変化していく過程を
とても興味深くご覧になられています。
計画段階だけでなく、工事が始まってからも、たくさんの質問や提案がありました。
せっかくの機会ですから、存分に楽しんで頂ければと思います。

120919 断熱材
外壁の構造合板を張り込み、ウールブレスを敷きこんでいます。
当初、既存の断熱材を利用し、その上に重ねて施工する予定でした。
しかし、内部の解体をした時点で、それが困難なこととなりました。
既存の断熱材は最初から抜けていたり解体時にはがれたり、
破れていたりして同じ条件で壁全体を覆うことができないのです。
コストを考えて再利用しようとしていたのですが反省しました。
今回の工事は構造補強と断熱改修が目的ですから、
きちんと新しい断熱材を張り込むことが大切です。
なんのための改修なのか、改修の現場では、
時々初心に返ることが必要のようです。
羊毛の断熱材。。。とても美しく張ってもらえました。

120831 土台敷き
まだまだ暑い日が続いております。
現場は桧の土台の上に大引きを敷き、床高を揃えているところです。
改修工事では、床の高さを測り水平を確認することから始まります。
というのも、やはり床が傾いていることが多いのです。
部屋割りが細かく、ほとんどが畳敷きであった昔の間取りでは、
床が多少傾いていても気にならない場合もありましたが、
今回のようにフリーリング仕上げで大きな空間を作る場合、
床の傾きはどうしても直さないといけません。
それに加え、私たちは引き戸を多用するので、
床に傾きがあると扉が自動ドアになってしまいます。
普段は便利な自動ドアも、住まいの中では要注意!ですね。

120808 基礎工事
立ちあがり部分のコンクリートを打設しました。
左手にある既存基礎と一体化しながら、
新たに基礎を作ります。
改修前の住まいではこの位置に基礎が無かったため、
一部の床が傾いていましたが、これでひと安心。
間取りも改修前と後では大きく変わりますが、
2階部分の力が伝わる重要な場所でもあります。
お洒落は足元から、構造も足元から。。。

120801 配筋検査
既存の基礎の間を縫うように補強用の基礎を新設します。
ですから全て図面通りということでは済みません。
この日も既存の基礎と緊結する部分などを細かく打ち合わせしました。
また一部鉄筋を追加するよう指示しています。
新築の場合より基礎の施工範囲は小さいのですが、
新築の場合以上に確認する内容が豊富です。
今日は指摘事項を修正した後に、
ベース部分のコンクリートを打つことになっています。
夏は乾燥も早いので、コンクリートを出設する際は
一段と気を使いますね。

120721 基礎工事
解体工事が完了し、基礎の補強工事に取りかかりました。
合せて既存基礎の他、柱、梁など構造材の確認、
および断熱材の施工状況を確認しました。
これをもとに、現在、改修方針の再確認作業を行なっています。

120713 解体工事
古くなった木造住宅の構造や環境性能を上げるために
リノベーションを行ないます。
既に3月末に一部の解体工事を着手し、
構造や断熱材の状況を確認しています。
その後、現状に合わせて図面を修正し、
本格的に解体工事がスタートしました。
リノベーションは工事が始まってから分かることも多く、
何かと手間のかかることも多いのですが、
何事も無く運んでくれることを願っております。