038 Panda

FIAT社(イタリア)で発売されたPandaの話です。
左は日本でも1989年01月 ~ 1999年12月の10年間に渡り販売された初代Pandaで角張ったかたちと、シンプルな内装で人気を博したモデルです。デザイナーであるジウジアーロの最高傑作として、イタリア人のアシ車として世界的にも大成功を収めました。コンパクトにまとめられたインテリアは機能的にシンプルにまとめられています。一度だけ助手席に乗せて頂いたことがあり、身長180cmの私にとって非常に窮屈だったことを思い出しますが、今でも気になる車であることに違いはありません。
右は日本で2004年7月から販売されている新しいPandaです。先代とは殆ど似ていませんが、それには理由があります。この車は元々Gingoという車として開発・発表されました。しかしフランスの某車名と似ていることや世界的にPandaが待望されていたことなどにより、2代目として世に送り出されることになったのです。先述したとおり先代とは似ていないのですが、一点だけそっくりなことがあります。それはシンプルにそして機能的にまとめられていることです。その点が評価され、2004年には欧州カーオブザイヤーを受賞しています。
私はどうもコンパクトで機能的な車に興味があるようです。それは住まいに対する思い(シンプルかつ機能的で小さな住まい)に共通する点でもあります。限られた予算や面積を、どのようにして居心地の良い空間に仕立て上げるか。車の設計も住まいの設計と似ていますね。(A)

038 Panda” に対して2件のコメントがあります。

  1. soe より:

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    pandaは私の中でも気になる車の一つです
    実際に乗った事はないのですがデザインとコンパクトさに惹かれます
    新しいpandaが出ているとは知りませんでした
    昔のものとは全然違う感じですがちょっと気になります・・・

  2. miz-arch より:

    SECRET: 0
    PASS:
    古い車(特に輸入車)に乗るには、それなりの覚悟が要ります。
    メンテナンスを恐れない勇気と愛情。
    それにも増して重要なのが金銭的ゆとりです。
    私には3つ目が引っかかって、未だ踏み込めない領域です。(悲

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