海岸清掃してきました

先日、家族全員で海岸清掃のボランティアに参加してきました。『コスモ アースコンシャス アクト』というとご存知の方も多いかと思いますが、FM放送とコスモ石油が共同で開催した地球環境の保護・保全のための活動です。慈善活動に興味があって参加した訳ではないというのが私の不純なところでありますが、うちの奥さんは興味があっての参加でした。

 

 

 

さて私の参加理由は・・・。それは、ある住まい手との出会いによります。この方は海岸のごみ漂着等、日本海を取り巻く環境調査のお仕事をされています。最初は、そのような仕事もあるものだと感心していたのですが、ある時ラジオからの情報で、お勤めの会社が漂着ゴミ・アートなる展覧会を主催されることを知りました。少し風変りなアートだなと思い、興味本位で訪ねたのですが、会場では数もさることながら、判読不能な外国語のゴミや見たこともないような物体など、驚くようなゴミの漂着状況が紹介されていました。もはやアートそっちのけでゴミの方に興味が。。。
そして今回の海岸清掃のはなし。実体としてどのようなものが漂着、あるいは投廃棄されているのかということを肌で感じてみたくなったのです。果たして海岸で見たのは、圧倒的に多い煙草のフィルターや花火の廃棄物。お目当て(?)のハングル文字や中国語のゴミもありましたが、漂着物よりも圧倒的に多い、廃棄ゴミの数に驚きました。もちろん子供たちに環境を大切にすることの大切さを教える良い機会でしたが、残念なことに清掃後の達成感に水を差される結末となりました。
住まい手との出会いは、時に普段の生活を送っていては出会わないような経験をもたらせてくれます。今回もそのような機会でしたが、(結果はともあれ)環境を守ることの大切さ、大変さの末端に触れることができたような気がします。今後もこのような活動があれば、もう一度参加してもいいかなという気持ちが持てたこと、これが一番の収穫だったように思います。(A)