不便さを楽しむ

最近の夏の過ごし方。
キャンプに出かけます。1泊ではなく2泊。
その理由は、最近のテントはとても立派で、1泊でたたむのは勿体ないのです。
それに1泊だと慌ただしくて大変です。
今回のキャンプは雨が降りました。
雨が降って残念といえば残念でしたが、
意外とのんびりできたのも2泊だったからかも。

毎年テントをたたんで思うのは、日常生活の便利さ。
キャンプに行くと、朝起きたら、火を起こし、水を汲みに行き、ご飯を作る。
そして、片づけ。
気付けばその繰り返しで1日が終わってしまいます。
何もないので小鳥のさえずりとセミの鳴き声が朝から聞こえます。
今回のキャンプ地では、朝から飛び交うミツバチの羽音に起こされました。
1年に1度キャンプをすることで、今の暮らしを顧みるのもいいのかもしれません。
便利な暮らしはいくらでも手に入るけれど、ちょっと不自由のほうが、
人間力、生命力が磨かれるのかもしれません。
そして本当に何が必要で何が不要かを見極めることができます。
今回のキャンプも程々の便利さが大切だと実感するよい機会でした。(K)