取材して頂きました

知人の紹介で県内の情報誌Taktさんから、自宅を取材したいというお話がありました。私の自宅（白い家）は2002年の竣工以来、いろいろな雑誌やテレビに紹介していただきました。またオープンハウスや、講習会などを通じて、数百人の方に見て頂いているのではないでしょうか。おかげでたくさんの皆さんとお話することができました。ですから今後取材をして頂くのであれば、「築１０年の家」というような住まいの経年を趣旨としたものがよいなと思っています（ひそかに計画中です）。そこで今回は、他の住まい手を紹介させて頂くことにしました。
当たり前のことなのですが取材ということであれば、住まいを見せて頂くのは勿論のこと、多くの場合は住まい手ご本人にも登場して頂くことになります。そこでこれまで設計した住まいの中から、登場して頂けるような住まい手を探し、ある住まい手にお願いしました。「取材ははじめてなので、同席して下さいね。」とお願いされ、私も取材に同行することになりました。確かに普通に暮していて取材される機会というのは、なかなか無いかもしれませんね。
今回の取材は建物を主目的とした取材ではなく、奥様の暮らしぶりにスポットライトを当てたものです。そこで上のような、娘さんと一緒に台所の立つシーンがメインになりました。私たちが設計した住まいを雑誌に載せたいと願うひとつの理由に「その家族の思い出になること。」があります。子供は、すぐに大きくなってしまいます。その子供たちとの暮らしをプロのカメラマンに撮ってもらえることが、そのご家族にとっていい思い出になればと思います。
今回の取材に要した時間は２時間半ほど。その中で採用されるのは2～3カットほどかと思います。でもたくさんの写真を撮ってもらえたので、とてもいい写真をお見せできることでしょう。8月10日発売です。(K)