000 現場から  ~大泉の家~ 『木のいえリノベーション』


180614 竣工

工事着手からちょうど半年。
もとの家屋の傾きや段差を調整しながら施工し、
ようやく完成を向かえることができました。
休みを返上して作業を進めてくれた大工さん、
職人の皆さんに感謝です。

住まい手さん、長いことお待たせしました。
引越し後の整理や新しい住まいに慣れるまで大変ですが
発見を楽しみながら暮らしてください。
住まいのなかを流れる風が心地よい季節です。

今回は引渡しから引越しまでが短く、
竣工写真を撮影することが出来ませんでした。
暮らしが落ち着かれた頃にあらためて撮影させて頂こうと思います。


180521 外壁

工事も終盤にかかり、室内は職人さんたちが大忙しで施工中。
平行して外部は外壁工事の施工中です。
ご要望で当初予定よりも外壁施工の範囲も増え、
監督さんも工期とにらめっこしてのナーバスな状況。
そんな中、「ついでにここも・・・。」とお願いすると、
ますます心配げな顔に。
「そこをなんとか・・・。」とお願いしながら日々過ぎているこの頃です。


180428 キッチン

大型連休に入りましたが、現場は内装工事で大忙し。
この日は連休中に施工されるキッチンに関わる部分の施工を進めていました。
キッチン前の壁とそれにともなう電気工事が同時進行中です。
写真の奥に貼ってあるのは事務所から持参した施工図ですが、
現地で詳細をつめて、その場で木材の端切れに詳細図を描きました。
現状に合わせての詳細変更が多いのも、改修工事ならでは。
職人の皆さん、休日返上での作業、ありがとうございます。


180328 工事概況

3月も終わりに近づき暖かくなってきました。
今年は例年以上に早い桜の開花宣言もありました。
現場の方はシロアリ防除を終え、床の断熱材を敷き始めています。
それと平行して床下の配管や電気配線が進んでいます。
このあと先日仕分けした床板を張ったら、あとは造作。
春の訪れとともに現場も賑やかになってきましたね。


180315 選木

床板と据付家具などの造作に使用する木材の選別作業を行いました。
この日、選別したのは315枚。
写真に写っているのは主に造作に使おうと考えているもので
色や木目の様子から1~3に仕分けました。
その他、床用を含めると全部で7種類ほどに分け、
これからどの番号をどこへ使えばよいかの指示書を作成します。
大工さんと要相談の場所もあるので、ここが頭の悩ませどころですね。


180306 断熱工事

現在施工中の和室の様子です。
この住まいでは断熱材として高性能グラスウールを使用しています。
石油製品系のため、出来れば使用はしたくないのですが、
既存の外壁には通気層が無く、壁面へ湿気を逃がさないような仕様とすることや
費用対効果などを十分に検討したうえでの採用としました。
アルミサッシも断熱性能の高いものを選んでいます。
もともとあった開口部の一部を塞ぎ、北面の庭がきれいに見えるよう
高さや幅を決めました。
他にも面白い素材を使ったりで、完成が楽しみな部屋です。


180215 基礎工事 木工事

大雪で大変な年になりましたが、現場の中は普段のまま。
それでも現場への通勤や内部の温度などに影響は出ています。
現在は新規や補強する基礎の配筋を終え、
コンクリートを打設する日を調整中です。
その横で大工さんの作業が進む改修工事ならではの風景です。
大工さんは構造金物による耐震補強と床のレベル調整を慎重に進めています。
まもなく外部サッシも入るので、窓枠の準備も忙しそう。
春に向かって現場の中も少しずつ温かくなっていきます。


180109 解体工事

おおよその内部解体が終了しています。
今日は現場であらわになった構造材を確認しながら、
解体の範囲や補強方法などを打合せしました。
以前の工事などで残念ながら筋交いが切られてしまった場所や、
基礎の不十分な場所、柱の有無の確認などをチェックし、
これにあわせて設計図も若干の修正が必要になってきます。
より安心して住んで頂くための調整作業です。
電気屋さんとの打合せも行えたので、
あとは事務所にこもって一生懸命図面を描きます。。。


171213 工事着手

幾度も改修と増築を重ねてきた木造の住まい。
耐久性と構造や環境性能を上げ、住まいの寿命を延ばすために
大規模なにリノベーションを行ないます。
これまで日あたりのいよい南面の空間は客間として利用されていましたが、
プランを大きく見直し、暖かな南面で生活できるような
さらに不要な間仕切りをなくすことで暖かなワンルームとする計画です。
年内に解体と現状調査を行ない、年明けから基礎の補強などを行う予定です。
リノベーションは工事が始まってから分かることも多く、
その場その場での素早い判断が求められますが、
何事も無く運んでくれることを願っています。

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