000 現場から  ~ななめ壁の家~

210306 竣工
2月末に無事竣工しました。
既に引越しを終え、まだ肌寒いなかですが、ペレットストーブとともに暖かく過ごされています。
少し「和」テイストの強いリビングですが、セルフビルドで施工された壁の雰囲気とも合って
居心地のよい「人が集まる空間」となっています。
これまでの期間、一緒に走ってきた住まい手さん、これからは遠巻きにサポートしていきますので
新しい暮らしを楽しんでください。

 

210211 塗装工事
年明けの大雪は何だったのかと思えるような陽気のもと、外壁木部の塗装を行いました。
仮設の扉をずらしながら作業すること、およそ3時間。
住まい手のイメージ通りの色に仕上がって一安心。
土、木、金属の組合せが美しい玄関廻りになりました。

210206 左官工事
住まい手のご家族で漆喰壁の施工を行いました。
最初は緊張気味だった手の動きも、次第に慣れてもくもくと作業をされています。
あとでお聞きしたら、随分お疲れになったとか。
普段は使わない筋肉を使うのと長時間の作業ですから大変だったかと思います。
それでも熱心に作業して頂いたこともあり、仕上がりは上々。
水が引いて完成するのが待ち遠しいですね。

210125 内装工事
2階はほぼ出来上がり、照明器具などの取付を残す程度。
1階の内装はタイル貼りなどの化粧がこれからで、
今日は大工さんが、もくもくと階段を造っていました。
ここまでくると完成イメージも掴みやすく、
あとはカーテンなどの備品の色はどれが良いかな・・・など想像が膨らみます。
竣工まで、およそ、ひと月。
気を引き締めて、ラストスパートです。

210112 現場概況
年明け早々に大雪となり、県内の移動が困難になりました。
ようやく峠を越え、運転に苦労しながら辿り着いた現場では、
現場監督が一生懸命、除雪作業をしている途中です。
挨拶も簡単に、まずは外部廻りを観察。
残念ながら雪に圧されて雨樋がずれている様子。
雪融け後に改めて確認、補修することにしましょうと監督と相談です。
その他は概ね問題のないようで、ちょうど通りかかられた住まい手ご家族に
ピーク時頃の写真を頂けたので、あらためて分析することにしたいと思います。
現場の内部は大工さんが淡々と仕上げ作業を進められ、
完成が近づいてくることへの期待が膨らむばかり。
寒いなかですが、引き続きよろしくお願いいたします。と現場を後にしました。

201223 造作工事
工事も中盤を過ぎ、内装工事が進んできました。
この時期になると現場の中には写真のような板が大量に現れます。
あらかじめ30㎜の厚板を接ぎ合せ(はぎあわせ)、造作家具を作っていきます。
小口には「キッチン上立」や「ゲタ立」などの文字。
それぞれ使用する場所が書かれていますが、土の材をどこへ使うか、
こちらも大工さんの腕の見せ所ですね。

201209 屋外工事
足場が外れ、屋外のウッドデッキが始まりました。
県産の杉を防腐処理したものを施工します。
こちらはラウベ小矢部で施工したもので、2010年からメンテナンスレスで使用中。
雪の降る前に完成するよう、現場の皆さん、一生懸命でした。

201204 足場解体前
外壁の左官仕上げが行われ、いよいよ足場の解体です。
それに先立って、足場がないと確認できない高所の検査を行いました。
外壁の取合いが上手くいっているか、雨仕舞は十分か、コーキングの施工状況は・・・
と、順を追って確認していきます。
写真は施工したばかりの外壁左官の状況ですが、雨がかからないようしっかり養生して
施工時にはヒーターを付けて温度管理していました。
寒くなる季節の外作業。何かと大変ですが、ようやくひと段落です。

201124 外壁工事
外部は一部を除いて施工が終わり、足場が取れる日も近くなりました。
現場工程の都合で、他の現場に比べると早い足場解体です。
ご覧の通り、窓の少ないスッキリとした外観ですが、
足場が無くなると、端正な顔立ちがよりきれいに見ることができますね。
楽しみです。

201109 内装工事
現場の方は2階の床は既に張り終え、ご覧の通りきれいに養生されています。
内部の耐力壁も施工が終わり、随分と住まいらしくなってきました。
所々に電線がぶら下がっていますが、断熱材を施工する前の配線が完了している状況です。
写真の左手奥には、断熱材が整然と積み上げられ、早く施工してよと待っているようです。

201030 床板選木
大工さんの加工場にて床板と造作用材の選木作業を行いました。
230枚の杉板を程度に合わせて仕分けし、どこへ使用するかを考える作業ですが、
ちょうど良い具合に使用箇所毎に分けることができ、一安心。
全体的に赤身の多い県産材で素直な木目のものが多数でした。
このあと作業場にて加工を済ませ、順次施工にかかる予定です。

201019 上棟
大安吉日。無事、上棟を迎えました。
この日まで、度重なる打合せと検査を重ねてきたフレームが徐々に姿を現し、
夕刻前に組みあがった時は感慨深いものがありました。
本日の作業に参加頂いた職人の皆さん、また陰で支えてくれた
プレカット工場の皆さんありがとうございます。
そして住まい手さん、おめでとうございます。
明日からは、どう仕上げていくかを改めて考えていきたいと思います。

201002 柱選木
梁の選木に引き続き、柱の選木を行いました。
大きくて重い梁とは違い、柱は写真のように立てて並べます。
その方が実際の見え方に近いですし、一度に複数の材を確認できます。
まずは主要な場所に使われる梁を選び、良いものから順に番付けしていきますが、
隣り合う柱の表情や、先日選んだ梁の様子を思い出しながらの作業です。
この2日で選んだ構造材が上手く並んで見えるかどうかは上棟までのお楽しみ。
もちろん、監理する者としては近著間の続く数日となりそうです。

200928 選木
使用する梁の製品検査と選木を行いました。
製材所にお願いして準備頂いた県産材は素直な木目のものばかり。
おかげでスムーズに番付け作業を行うことが出来ました。
どこに使うかイメージしながらの作業は、毎回想いが広がります。
週末にあらためて柱の選木を行う予定ですが、良い材と出会えること楽しみにしています。

200923 配筋検査
連休中に基礎の配筋が終わり、構造図通りに施工できているか検査をしました。
同時に現場では先行配管の作業中で、この機を利用して配管ルートなどを現地打合せしています。
台風が接近している折ですが、雨風の強くなる前にコンクリートの打設が出来そうで何よりです。

200918 基礎工事
日中の暑さも峠を越し、現場作業もしやすい季節となりました。
丁張りを終え、型枠を建てるための捨てコンクリートの打設まで完了しています。
この後、型枠、配筋と進み、来週中ごろにはコンクリート打設となります。
いつもながらに、この段階では小さく見える住まいですが、
上棟後には大きく映るから不思議なものです。
現場確認している間に水道の引込も完了し、いよいよ本格始動です。

200823 地鎮祭
涼しい時間帯にということで午前の早い時間に地鎮祭を行いました。
時折流れる涼しい風のおかげもあって神主さんの上げる詔も爽やかに聞こえます。
地面に張られた地縄を見ながら、建物の建ちあがった姿を想像し、
集まった皆で交わす話も和やかムードの良い地鎮祭の日となりました。
お休みのところ、早朝より準備頂いた工務店さん、ありがとうございました。
また、暑いなかお集まり頂いたご家族の皆さま、おめでとうございます。

200817 地盤調査
猛暑日が想定されるお盆明けの月曜日。
気温はまだ上がりきっていない朝方でしたが、地盤調査に来て頂いた調査員の方からは大量の汗。
地質調査のために部分的に手堀りされていましたが、地面が固く大変そうです。
正式な調査結果は数日後ですが、ひとまず十分な強度がありそうなことが確認できました。
地盤改良の有無で工期と費用も大きく変わりますから、まずは一安心といったところです。

200811 地縄張り
盛夏を迎え、連日の猛暑日。
暑くなる前にと朝一番に工務店さんと地縄を張りに行きました。
現況に合わせて微調整を加え、これで凡その位置が確定です。
窓の位置と照らし合わせ、窓越しの風景を想像するのもより正確に。
イメージの膨らむ時間でした。
作業中に住まい手さんからお茶を差し入れて頂き、汗で失われた水分も補給完了。
お気遣い、ありがとうございました。

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