000 現場から  ~外とつながる家~

230628 竣工
建物のみひとあし先に完成しました。これから外構工事に入ります。

230625 ワックス掛け
外構工事の一部を除いて工事が完了しました。クリーニングも終わったので、住まい手さんと床板にワックスを掛けました。杉の厚板に蜜蝋ワックスを刷り込むようにゴシゴシ・・・と。結構な重労働です。おかげで写真のような美しい艶を出すことができました。
2週間前の左官工事に始まり、先週は外壁の塗装、そして今日はワックス掛けと毎週末のセルフビルド・トライアスロン、住まい手さん、お疲れさまでした。完走おめでとうございます。

230610 左官工事
住まい手さんにセルフビルドで漆喰を塗って頂きました。使用したのは漆喰に珪藻土を混ぜた壁材で、ここ最近はこちらを使うことが多いです。施工が手軽なのと安価なコストが魅力ですが、完成した時の風合いがとても良いのが使っている理由です。住まい手さんは器用で最初から平滑に仕上げることができました。こんなことは稀で、午後に施工する分からは、コテあとを残す仕上がりにも調整んされていました。途中、施工にお子さんが加わった姿がほのぼのとして、思い出深い一日になったことと思います。お疲れさまでした。

230605 塗装工事
工事も終盤を迎え、大工さんの工事は概ね終了しました。今日は埃のたたない現場で塗装やさんが静かに作業を進められています。2階の塗装は終了しているので、残すは1階のみ。とはいえ塗装箇所も多いので、もう少しかかりそうです。外部では、外構のコンクリート打設に向けて、基礎屋さんが型枠を施工中です。このあと住まい手さんのセルフビルドもあるので、しっかり工程管理していきたいと思います。

230524 足場解体
外部足場が無くなり、すっきりとしました。晴天に浮かぶ雲が窓ガラスに映り込んできれいです。住まい手さんのご要望で当初よりひと回り小さくなったステンレスの柱も落ち着いて見えて一安心。玄関に張られた氷見の里山杉の穏やかな表情とマッチしています。内部は階段も完成し、足場のなくなった窓から入る光で、雰囲気がより伝わるようになりました。今週末にはキッチンが施工され、徐々に完成に近づいていきます。

230510 造作工事
連休中に大きな地震がありましたが、幸い現場の方では被害もなく、順調に工事が進められています。外部の工事はほぼ終わり、足場の解体も近くなってきました。室内は大工さんが造作家具の施工中で、写真はテレビ台を作っているところです。壁に施工図を貼って、確認しながら作業を進められている様子で、作図した方としては嬉しい限りです。今回はキッチン廻りに難解な造作があるので、大工さんと施工方法を相談しながら進めていきたいと思います。

230424 外壁工事
この日は木製サッシが搬入・設置され、一段と良い雰囲気になってきました。外部は仕上材料ごとに作業が進められています。玄関ポーチや庭の出口のような手に触れる場所で庇の下になるところは杉板張り。その他の雨にかかりやすい場所はガルバリウム鋼板の仕上としています。各々の仕上材料の張り方に合わせて下地の向きが異なるのが分かりますね。玄関は既に施工が終わっていますが、玄関引き戸の鴨居で切れる部分も丁寧に模様を合わせてあります。こういった細やかな気遣いが嬉しいですね。

230417 断熱工事
外壁の断熱材を施工しています。この時点で壁に張られた羊毛断熱材がモコモコして暖かそうに見えます。大工さんが丁寧に作業を進めてくれているおかげで、細部の指摘を済ませただけで週末に受ける中間検査も問題なくクリアできそうです。外部は外壁が半分ほど施工完了し、内外共に形が整ってきました。

230407 電気配線
電気屋さんが配線作業を進めています。大工さんの工事が進むと作業がしづらいくなる部分が増えるため、ちょうど良い頃合いを見計らって作業に入りました。その際の確認事項や気になる点などの打合せを行い、改めて作業開始。3人の職人さんが入って、一気に片を付けるようです。また、外部では板金屋さんが作業を進め、3日前に大工さん、現場監督と調整した詳細部分の試作品を見せてくれました。とても良い仕事で、きれいな納まりになったと気分も上々で現場を後にしました。

230325 上棟
数日前は雨予報でどうなることかと思っていましたが、作業開始時間に雨も上がり、順調に作業を進めることができました。工務店さんに「晴れ男を集めておいてください」とお願いした甲斐がありました。外観はいたってシンプルに見えますが、これから窓を開けるので、仕上がった状態はまたの機会に紹介できればと思います。全面道路との距離が近いので、1階には窓を設けず東面(写真の右手)に大きな窓を設け、庭を眺めるようなプランとなっています。
今日は肌寒いなかでしたが、作業を進めて頂いた職人の皆さん、お疲れさまでした。また、休憩などのお手伝い頂いた住まい手さん、ありがとうございました。そして、上棟おめでとうございます。

230306 選木
春の到来を告げる暖かい日差しのもと、柱、梁の選木を行いました。大工さんに木材のクセをみてもらい、将来的なことを考えながら、どの材をどこへ配したら良いかを決めていきました。赤身勝ちの良い木材を揃えて下さった製材所さんに感謝です。週明けにプレカット工場に搬入し、月末の上棟に向けて加工を進めていく予定です。この間、大工さんと打ち合わせしたことなどをもとに施工図の作成などを行います。

230214 配筋検査
久しぶりに冷え込み、雪が降っています。今日は基礎配筋の検査を行いました。配筋、先行配管共に丁寧に施工して頂けたので修正などの指摘事項もなく、今後のスケジュールなどを含め、2~3の確認を行う程度でした。中央部の地中梁の周辺は鉄筋が混みあって、作業も大変だったかと思いますが、きっちり仕上げて頂き有難うございます。コンクリートの打設予定日には翌日含めて天候も回復し、気温も上々。ありがたいです。

230201 丁張り
2月になりました。。。が、現場はほぼ進んでいません。地盤調査の結果で地盤改良を行うことも想定した工程計画となっていたためですが(地盤改良は不要でした)、大雪を避けながら、ゆっくりと工事が進んでいるところです。水道の引込を終え、家の建つ位置を決める「丁張り」の確認をしたところです。来週からは本格的に基礎工事が始まり、何かと忙しくなりそうです。私の方は、その前に施工図を描いたりして貯金を作っておきたいと思います。現場の皆さん、寒いなかですが宜しくお願いします。

230107 地盤調査
年が改まり最初の仕事は地盤調査から。作業を行っていた調査会社の方が困ったような顔をされている。どうも調査用の棒がうまく貫入しないようです。そこで周辺を手掘りして様子を見たところ、握りこぶしより少し大きな石が詰まっていて(おそらく地盤造成の際に締め固めるような目的で敷き詰められている)、一定深さ以上は貫入しない原因となっていました。調査結果は敷地の履歴などを加味して総合的に判断されるのだけど、このままいけば概ね問題ないだろうとのこと。胸を撫でおろして、週明けに出てくる詳細な結果を待つことにします。工程や工事費用にも影響することなので、いつもの丁寧な調査で助かります。また宜しくお願いします。

221221 地鎮祭
寒波が入りこんで、天気予報は雪だるまが並ぶ日々。そんななか、今日だけ晴マーク。なんという強運の住まい手さんでしょう。ちなみに今日は建築吉日で「成(なる)」という、建築を始めるには最も適した日で物事が成就する日とされています。
この住まいは私たちの設計する住まいの中でも小さいほうになりますが、その分、内部は窮屈に感じないような仕掛けが施してあり、住まいの名前に選んだ「外とつながる」もその手法の一つ。アウトドアライフの好きな住まい手さんという事もあって、積極的に外部と関われるようなつくりとなっています。その分、プライバシーが丸見え・・・という事なく、良い具合の設計となりました。作り手はづ住まい手さんの紹介で今回初めて施工して頂く建設会社さんです。そこで一番大切なコミュニケーションはいつもの3割増しで行きたいと思いますので、夏前のゴール目指してともに頑張りましょう。

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