000 現場から  ~三層の家~ 『木のいえリノベーション』

230206 内装工事
現場は混沌としています。先日、米三にキッチンの据付をお願いしたのですが、いつもなら広々としたリビングにて作業してもらうのですが、今回の家。まだ絶賛大工さん作業中です。それも部屋ごとに大工さんがいて、それぞれに作業スペースを確保しているため、いろんなものが置いてあります。その中で、くすっと笑ってしまうことが。
家具を作った集成材の端切れで、作業ワゴンができていました!きりの穴、アタッチメントがきれいに並んでいます。大工さんによると「こんなんしてるから遅い?」
いやいや、すごい勢いで現場は進んでいます。あとちょっと。追い込みです。私の書くスケッチを丁寧に解読してもらって助かっています。引き続き、宜しくお願いいたします。

221207 家具工事
大工さんもベテラン大工さんと若手大工さんが頑張ってくれています。先日、ラインの交換までしてしまいました。便利です。最近、家具造作で採用している幅はぎパネル。今回もこの家のほとんどの家具に採用。集成材といえば集成材なのですが、長さの途中に継ぎ目がないので意外と気に入って使うようになりました。今までは大工さんに板を一つ一つ相じゃくり(あいじゃくり)してボンドでつないでもらっていました。手間がかかる分、とても美しく仕上がります。ただ、最近の物価高。大工さんの手間の負担も考えないといけません。そこで幅はぎパネルの出番です。長良川ウッド(岐阜県)、白鳥林工(岐阜県)、ウッドベース(奈良県)、など他県ではよく知られていましたが、金沢のムラモトが30㎜の幅はぎ材を販売しています。10枚まとめての購入になりますが、家具、棚板を考えるとあっという間に枚数は増えていきます。今回の三層の家は63枚。ムラモトでは足りないので、富山のウッドリンクのパネルも入れています。ウッドリンクは、25㎜。空間を分けて25㎜を使用しています。扉に使ったり、家具に使ったりと使用範囲は広いです。

221109 断熱工事
もっこもこです。ピンクです。
鉄骨の断熱改修は非常に難しいと実感しています。当初、木造と同じように外壁側を断熱材でくるめばよいと断熱材の選定をしていました。しかし、解体してみると通常の繊維系断熱材では、穴だらけとなってしまう!よく考えてみたらわかることでしたが、見積の段階ではほかに考えることがあって後回しにしていました。断熱の計算をし直し、さらに、鉄骨特有の下地、構造を考えると発泡系が良いということに。さらに、木造用の発泡系ではなく、鉄骨用の物ではならないという事で、ピンク色のもっこもこになりました。
かわいい響きのくせに、お高い!
改修といえども、できる限りの対応をしてもらい、大工さんにも気密もしてもらって無事完了です。発泡は大盤振る舞いで!と施工業者さんにお願いしたのですが、きっちりさんの性格のようで厚さもきっちり。とってもお上手でした。隙間もちゃんと埋めてもらえ、これで安心ですね。

221009 解体完了
鉄骨造の家の改修です。3階建ての三世代家族の住まい。そのうち今回は、若夫婦の住まいの改修を行うことになりました。
図面を書き進めても進めても終わりが見えない迷路になっています。解体が終わったのちに構造体を確認し、現在の断熱基準に満たない既存の断熱材をすべて撤去し、外壁と鉄骨の納まりを考えながら断熱改修を進める。。。これでも問題点が多数出てきたのに、さらには部分的に解体できない木枠が出てきたりと、考えることが一杯です。住まい手さんとの現場での打合せ中にも、空っぽになった空間に子供たちが走り回っています。その微笑ましい姿に少しだけ気持ちも落ち着き、これからどんどん変わっていく空間を楽しんでもらえたら嬉しいなと気持ちを切り替えることが出来ました。

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