048 無印良品

「無印良品」は1980年にノーブランドの商品発想でつくられたお店です。その商品開発の基本は「生活の基本となる本当に必要なものを、本当に必要なかたちでつくること」です。最近では「無印良品」というブランド化はしていますが、「シンプルで美しい商品」を開発し続けるコンセプトは今も変わりません。
写真は「下大久保の家」のワークスペースです。ここには家族全員の衣類が集約され、また背面に造られた本棚とテーブルを利用し、自由に学んだり遊んだりできるようになっています。

写真奥の棚上段にあるキャンバス地のバスケットは「無印良品」で販売されているものです。このように既製品を組み込むことで、より安価で便利な収納スペースを造ることができます。

私たちが設計する住まいも「無印良品」の基本理念と合う部分が多いように感じます。予算がふんだんにあって、豪華な素材で住まいをつくる・・・なんてことも1度くらいはやって見たいと思いますが、そういった住まい手にはなかなか出会えませんし、侘び寂びの文化で育った私には似合わないかもしれません。住まい手の要望に合った住まいを「シンプルで美しく、そして心地良く」を当面の設計理念として活動して行こうと思います。(A)

048 無印良品” に対して2件のコメントがあります。

  1. soe より:

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    「無印良品」は私も良く使います
    シンプルでリーズナブルなプライスといった点が気に入ってよくショップに足を運びます
    最近では各地の無印なものをセレクトした商品も扱っていて更に楽しいお店なっていました
    シンプルな住まいは私の理想です
    miz-archさんの設計した家はどれもシンプルで見た目がスッキリしていてすごく心地よい印象を受けます(実物は見た事がないので写真で見た感じですが・・・)

  2. miz-arch より:

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    富山は地価も安いので(全国的に見ても)大きな売り場面積の無印ショップがあります。これだけは大阪に住んでいた頃より便利になりました。(笑
    住まい手が使いやすく・・・を考えるとシンプルな住まいが一番だと今のところ考えています。ちなみに「新しい住まいの設計11月号」が本日店頭に並びます。私たちの設計した「桜町の家」も掲載して頂けましたので、宜しければご覧下さい。

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