贈り物
ラウベ小矢部が竣工して2年目の冬が終わろうとしています。
「暖房設備に薪ストーブがあるといいね。」と計画当初から、
オーナーである米澤さんと盛り上がっていました。
薪であれば、オーナーであるエコーウッド富山で手配できるというメリットもあります。
しかし、不特定の方が宿泊する施設ということもあり、
薪ストーブの扱いについての不安もありました。
薪ストーブの取り扱いを簡単な説明だけで、初めての方でも安全に使えるのか?
ということが引っかかり、導入に踏み切れませんでした。
「火を見て過ごしたい」。。。もうひとつの選択肢は、ペレットストーブでした。
薪ではなく、木質系ペレットを燃料にしているストーブの事です。
こちらでしたら、灯油ファンヒーターと同じような手軽さで利用できます。
そのペレットストーブがラウベ小矢部に先日設置されました。
ありがたいことにペレットストーブの販売会社から、
モニターとして提供を受けることになったのです。
2011年度グッドデザイン賞を受賞した、シモタニのコンコード・オルコット。
着火もボタンひとつ。
燃料であるペレットの供給も自動です。
消火もボタンひとつ。
燃焼室の扉を開けることなく、着火できるところが安全といえます。
ペレットが穴から「カラコロカラコロ」と
転げ落ちてくる音もなかなかいじらしくてかわいらしい。
3月も半ばにさしかかりますが、まだちょっと寒い日もあります。
ペレットストーブを体験して見たい方は、今なら十分体感できると思います。
ラウベ小矢部は体験宿泊施設として、地方の生活や
木の家での生活を体験することを目的としています。
ペレットも自分で運転し、コントロールすることで、
ペレットのよさが実感できると思います。(K)