連休中に見たこと感じたこと


今年のGW前に県内にオープンした2つの建物。1つ目は富山県美術館。
こちらは少し前にオープンしていましたが、連休前に屋上の広場がオープンしました。美術品を見ることができるのはもう少し先の夏頃ですが、今は館内が見放題ということで出かけてきました。
杉やアルミなどの県産の素材を使いながらも上品にそして繊細にまとめられたディテールが魅力的です。そして屋上に子供たちのための遊具があるという新しい発想。最初は遊び目的でも、帰りに触れるアート作品が子供たちの感性を磨いてくれることでしょう。

そして2つ目は銅器の製造メーカー「能作」の新社屋。実際に使用する鋳型をディスプレイに変え、製造工程の見学も出来る場所。何より、遊び心満載のディテールが目を惹きます。その中にも作り手たちが大いに悩み考えた跡が見え隠れします。いずれの施設もこれから地域の人々に愛され、そして県外から多くの人を迎えるような建物になることでしょう。

私たちのつくる住まいは、まずは住まい手に愛され、地域に愛されるような建物でなければいけない。そして遊び心を忘れずに楽しい空間を作らないとね。。。常日頃から思っていることですが、今回訪れた2つの建物からは、「方向は間違ってないよ、なお一層励みなさい。」と背中を強く押してもらったような気がします。(A)

 

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