100年後のイエを考える
今年最大と言われる寒波が訪れて、一晩で40cmほどの雪が積もりました。それでも過去の経験から考えると多い方ではありません。
さて2月の下旬ですが、富山市ガラス美術館内で開催される建築フォーラムで100年後のイエを考えるというテーマでお話しすることになりました。木造住宅を勉強することになって、林業のサイクルを考えると100年持たないと成り立たないと徳島の和田善行さんに教わりました。実際、自宅の木材は80年~90年の木頭杉。つやつやの肌触りです。築23年。子供たちが巣立っていくという未来は想定内。ここからはどのように変化するのかはなんとなくぼんやりしていたところです。当初からほぼワンルームの自宅を4人で工夫して暮らし、また2人暮らしとなりました。自分自身これからの暮らしについて考えるきっかけとなりそうです。ハード面でのイエではなく、その中に暮らしについてのヒントになればと思います。(K)