大泉の家
長年過ごされてきた住まいは、時間の経過とともに家族構成が変わり、
住まい手にとって少し広く感じるようになっていました。
暖かく景色の良い南面は客間や仏間に割り当てられた
「一番良いところはお客さまに」の昔の文法通りのつくり。
そのため、住まい手ご家族は北面を中心に生活をされてきましたが、
改修するにあたり、日常的に南面に向かって暮らせるよう、
また明るく風通しの良い空間に生まれ変わるよう見直しました。
入梅の折、各部屋の窓からは南北2箇所にある庭の緑がしっとりと映り、
穏やかな気持ちで過ごすことができる空間に生まれ変わっています。
これからは窓から見える四季折々の景色を楽しんで下さい。