白い家

 

最小限のスペースで親子3人がのびのび暮らす ための空間として、居室間の間仕切りをなくした「ワンルームの空間」の住まいとして計画されています。敷地形状と予算から決まる最大限の器を、階段 と浴室で3つの空間に分割し、それぞれ「食」「憩」「寝」の機能に割当てています。開口部は東面に集中して設け太陽光のダイレクトゲインを最大限に利用し、冬期早朝の寒さの緩和するとともに、早朝の初期暖房の低減に貢献しています。また西面外壁は開口部を限定した箱状の形状とし、空気層を設けることで西日による影響を低減するように配慮して計画しました。室内の大きな空間は、居間に設けられた薪ストーブによって暖められ、背後に設けたレンガの壁によって蓄熱・放熱して暖房しています。また夏は地窓と天窓を通り抜ける風によって涼しく過ごせるので、冷房設備は不要としています。

2003年富山県建築賞
雑誌掲載:「住宅建築」2003年2月号、「新しい住まいの設計」2003年9月号、別冊新しい住まいの設計「住まい100選」№39